› ONE LOVE TAKEO  ~武雄の地からできる支援を~

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Posted by さがファンブログ事務局 at

2015年03月13日

東北を忘れない。丹沢アナのおもやいバトン。

2015年3月11日(水)、東日本大震災からまる四年となりました。

東北を忘れない...を実行しているONE LOVE TAKEOでは、
おもやいカフェ#15を開催しました。これは、震災後、遠くに住む私達でも何かできることがないだろうか...と有志で集まり始まった動きです。
不定期で開催していますが、毎回、ボランティアやお仕事で震災と関わられていた方々に体験談や思いなどをきかせていただき、私達自身が東北を思う時間を作っています。



今回は、武雄温泉どおりの中村屋で開催。平日の開催でしたが、約30名の方々と集うことができました。

まずは、東日本大震災で被災された方々のご冥福を祈ることから。

黙祷が終わり、今回のトークゲストのお話に入ります。今回は、東北に所縁のあるNHK佐賀放送局アナウンサー 丹沢研二さんをお招きしました。「ニュースただいま佐賀」でもおなじみの方ですね。



丹沢さんは、本が好き。
特に東北にたくさん生まれた著名な作家の作品は、文脈の中に日本の素晴らしい情景を描写するシーンが多く、いつかその土地へ行ってみたいと思うようになったそう。卒業旅行も東北へ行かれたそうです。

そのような影響を受け、NHK入社時には勤務地として東北方面を希望され、仙台放送局や福島放送局での勤務を経験されています。震災当時は佐賀放送局にいらっしゃったそうですが、自分が知っている地名や人の顔がどんどん流れてきてとても不安にになったということでした。



当時のご自身の心境をはじめ、福島にご縁のある詩、宮沢賢治の作品の朗読をしていただいた丹沢さん。
素晴らしい、さすがの表現力でした。

目を閉じると、美しい光景、辛かっただろう心境、静まりかえった緊迫感...さまざまな日本の情景が頭のなかに浮かんできました。



その後、会場に集まられた方々と、感想や経験などを共有し、『花は咲く』を生演奏で合唱。思いがこみあげてきます。

初めて「おもやいカフェ」に参加された方も、繰り返し参加されている方も、気持ちを一つにできる時間があります。ONE LOVE TAKEOでは、このような機会を大切にしていきたいと思います。



今回、ご参加いただいた皆様は、アナログで応募された方の方が多かったこと、武雄に引っ越して間もない方もいらしたこと、日本人だけではなかったこと、とても嬉しかったです。いろいろな立場・環境にいらっしゃる方々と共に、あの日あの時、何も言い残すこと無く命を亡くされた多くの人達のことを考える。等しく命の尊さを考えることができる。ありがたいことでした。

ケーブルワンでの放送がご覧になられる方は、
3/18日までニュース再放送でご覧になれます。

またケーブルワン動画配信も3/17(火)夕方〜放送です。要チェック!!
  


Posted by ワンラブたけお at 15:54Comments(0)おもやいカフェ

2014年03月17日

おかえり!『きっかけバス佐賀』報告会 in 武雄

2014年3月17日(日)夜、『きっかけバス佐賀』と『ONE LOVE TAKEO』コラボ企画第二弾。先日、出発前にオモイをプレゼンしてもらったきっかけバス佐賀の参加した4名が、報告会を開催してくれました!


武雄での報告会、私達大人も楽しみに待っていました。
会場の手配や呼びかけは「ONE LOVE TAKEO」、進行は「きっかけバス佐賀」の大学生達という分業です。



前回の出発前のプレゼンでは、きっかけバス佐賀に参加する武雄高校出身者が4名発表し、地域の若者の背中を押せることに私達も喜びを感じながらも、微力ながら資金的な支援、エールを送ることができました。



今回の報告にもリーダーの岡島くんはじめ4名の大学生が参加。現在、佐賀大学で将来を模索しつつもいろんなことを吸収している若者達です!



それぞれの発表に、個々人で感じたことが伝わってきました。
それぞれの観ている視点。
等身大に感じたこと。



復興とはなにか?いつまでなのか?という疑問を抱いた若者は、
「被災地と言われなくなるまで」と理解し、

人との出会いを挙げた若者は、
難しい課題に向き合う大人との出会いから、
「中立な立場で対話することから生まれることがある」と学び、

自分ができる一番の支援を考えた若者は、
「1分1秒を大切に生きていくこと」、と強く語り、

日常の備え、佐賀の備えを知らない自分を知り、
「佐賀に戻り、直ぐ、避難場所などを確認、実践」した若者がいました。



大学生たちは、それぞれの感じたこと、体験したことを一旦話した後、その経験を今後へつなげることとして、いくつかのプランを話してくれました。

その中には、地域との連携など、社会や大人との繋がりがあってこその取り組みもあります。彼らのような若い人たちの取り組みや動きをサポートすることも、私達大人ができる事のひとつだと思います。



この日はお母さんと東北へ3度行ったことのある小学2年生のNちゃんも参加。妹のMちゃんと一緒でした。

お母様は、「今はよくわからなくても、東北に行った、ボランティアをした、という経験が、将来、東北への興味関心、愛着につながるかもしれない」とお話をされていました。

私もこれが原体験というか、等身大で居るということなんだと思います。
自分で、今、『感じる』ということ。

経験をし、感じ、
何かを感じても、
感じなくても、それは「感じない」、ということを感じてる。




人は、時に、「忘れること」ができる人間だと言われます。
でも本当に辛いことは、忘れることって出来ないと思う。
ただ、その感情は、次の前向きな感情に置き換えることができる

辛い...。から、時間を経て、
辛かった...。と、言葉にし、話すことができるようになる。

人が、時の経過と共に、オモイを変化させられる動物であるのならば、
それは、風化という方向にではなく、
オモイや優しさをもっと深める方向に、変化させたい
、ですね!



最後に、「花は咲く」をピアノ講師Mさんの生演奏で歌いました。想いをひとつにすることができなんとも言えない幸せな時間だったと思います。私達の東北を思う時間、あたたかな時間となりました。

以下の写真は参加者のBさんから。
とてもステキなので、共有させていただきます☆








  


Posted by ワンラブたけお at 15:01Comments(0)おもやいカフェ

2014年03月17日

きっかけバス佐賀☆いってらっしゃい!

2014年2月25日(月)夜、東北を応援しているONE LOVE TAKEOで、久しぶりに「おもやいカフェ」を開催しました。

「おもやいカフェ」では、ゲストスピーカーをお招きし、被災地ボランティアの体験談、現地の現状や生活などをうかがっています。そうすることで、被災地のことを忘れない、を実践するものです。地味ですが、コツコツと続けることに意味があるなぁ...としみじみと思います。



今回のゲストスピーカーは、大学生5名!
きっかけバス佐賀」として2/26〜3/1東北を訪れる佐賀の若者40名のうち、リーダーの岡島くんと武雄高校出身者4名。出発直前でしたが、参加の動機や意気込みをプレゼンをしてくれました。



将来の夢に向かって大学生活をおくっている若者ですが、それぞれの参加の動機はとてもオモイの詰まったものでした。短い滞在時間ではあるけれど、この時間が彼らの今に、どんな影響を与えるのでしょう。言葉で飾ることは不要な気がします。素直な心で居るだけで、目の前のことに精一杯向きあえば、目をそむけないでいれば、自然に感じることがあるだろうと思います。素直な自分を感じてきてくださいね。



大学生のプレゼンが終わった後は、会場の参加者全員が輪になり自己紹介と贈る言葉タイム☆

ONE LOVE TAKEOのおもやいカフェは、自由参加です。
毎回参加者の顔ぶれが異なります。
東北に何度もリピートしている方もいらっしゃれば、まだこれから行ってみたいと思っている方もいらっしゃいます。
それぞれのスタンスで大人から贈られる言葉は、全身全霊のエールでしたshine



今回の参加費は全て寄付とさせていただきました。通常のワンコイン(500円)に、それぞれの気持ち(心遣い)を上乗せしたものです。そして、これまでの募金の積立より、70,000円を「きっかけバス佐賀」活動に寄付をさせていただきました。

きっかけバス佐賀に参加するみんな、東北はまだまだ寒いよ。
また帰ってきたら、報告をしてくださいね。
これがスタートとなりますように...
気をつけていってらっしゃい!
  


Posted by ワンラブたけお at 15:01Comments(0)おもやいカフェ

2012年11月12日

『チーム武雄 for 陸前高田』報告@おもやいカフェ

遠くはなれていても出来る支援を...と、被災地を思い、考え、アクションをしているONE LOVE TAKEO。2012年11月11日(日)夜、武雄温泉通り「東洋館」さんにて、第8回『おもやいカフェ』を開催しました。

今回の参加者は10名。口コミや、facebookをみて初めて参加された方もいらっしゃいました。小さな活動ですが、こうして少しずつ支援の輪が広がっていくといいなぁと思います。


今回の報告は、先日の『チーム武雄 for 陸前高田』で被災地を訪れた武雄市被災者支援課 中尾雅幸さん、そしてよもぎ。

ケーブルワンさんで放送いただいた映像や写真を共有しながら、感じたこと、現地で出会った方々のこと、町の様子などをお話させていただきました。

写真を振り返りながら、お話をさせていただくことで、私自身、陸前高田で出会った方々のお顔を思い出していました。以前のブログにも掲載し繰り返しになりますが、現地の方々と公民館での打ち上げの時にいただいた言葉は、ずっと、ずっと、自身の心に留めて生きていきたいと思います。

『人生のイベントを作りなさい。そしたら、そこに向かって行けるから。

 そして、人生でどんなキツイ時、辛い時があっても、
 その悲しさとか苦しさとかを、
 自分の力で、
 逆のエネルギーに、頑張ろうという思いに変えるチカラを、
 自分の中に持ちなさい。
 どんなときも、それができれば大丈夫だから。』




『おもやいカフェ』は、被災地へボランティアへ行かれた方の報告会、避難所体験などを月1回ペースで行なっています。お茶やコーヒーをいただきながら、被災地を考える時間を持つことを目的としています。誰でも参加できるものです(^^)。

参加される方々には500円を負担頂いていますが、カフェの実費経費などを除く残金の殆どを被災地への支援金として充てさせていただきます。これまでの支援金送付先は、

■1回目
つなぷろ(被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト) 280,000円
■2回目
陸前高田未来商店街 90,390円
現在のみなさまの♡合計残は、48,719円です。


今後も、初めての方も、お気軽にご参加下さい。

by よもぎ
  


Posted by ワンラブたけお at 17:11Comments(0)おもやいカフェ

2012年10月17日

忘れないために ~おもやいカフェ~


10月14日(日)「おもやいカフェcafe」@小鳩の家保育園。
今回はこちらの園長先生、砥上さんにおもやいしていただきました。

砥上さんは、先月上旬に武雄市保育部会園長会の先生方9名で被災地(陸前高田市、気仙沼市)を訪問されています。その時に見てこられた現地の様子、現地で暮らす方々の様子を、写真を交えてお話してくださいました。

以下、おもやいカフェcafeに参加したメンバーの言葉を転載します。

■     ■     ■      ■      ■      ■      ■      ■

『おもやいカフェ』。
私にとって大切な時間がここにあります。
東日本大震災のことを忘れないために、遠くにいても出来る支援を探して、想いのある方達が集まってひと時を過ごします。
誰に強制される訳でなく、来たい方が集まります。

今月も新しく来られた方があって、人知れず被災地を心配している人が沢山いるんだなぁ、と感じました。

報道は極端に減ってしまいましたが、復興はまだまだこれから…。
今月は被災地で頑張っておられる保育士さんや子ども達の様子を、現地を訪れた砥上さんから伺うことが出来ました。
砥上先生、ありがとうございます。


■     ■     ■      ■      ■      ■      ■      ■

「家族が犠牲になってお別れをしたり、家屋が被害にあった。」という職員の方の割合が、三分の一を占める保育園もあるのだそうです。
なによりも・・被災地の風景はいまなお変わっていないんだ、ということ・・・。報道では見ることの少なくなった被災地の『今』を、知る時間になりました。


「子どもたちは、津波遊びをするんです。
見ている大人は『そんなこと止めなさい』と言いたくなるかもしれません。けれど、彼らが自ら事実を受け入れ、乗り越えていくためにも・・こうして吐き出すことも必要なのだと・・」



当事者にしかわからないことが、いっぱいありますね。

これからを生きていく子どもたちは目の前の風景とどう向き合っているのだろう・・
子どもたちを見守るオトナへの方々の心身は大丈夫だろうか・・
自分たちにできること、いったい何があるんだろう・・・
様々なことを、みんなが考え、みんなで語り合いました。

現地に届けられた、武雄育ちのお野菜のことも伺いました。
保育所の皆さんから「ありがとう」のメッセージも寄せられています

また、ここ小鳩の家保育園では福島県飯舘村やまゆり保育所にもお野菜を届けておられます。※やまゆり保育所の皆さんは、隣の川俣町の仮設園舎に避難中。

■     ■     ■      ■      ■      ■      ■      ■

忘れないことしか出来ない自分が歯がゆいなぁ。。
今週、チーム武雄で陸前高田に行かれる皆さん、どうぞ道中お気をつけて。帰ってきたら私達にも話を聞かせてください。よろしくお願いします。


■     ■     ■      ■      ■      ■      ■      ■

今も、被災地ボランティアに出向く方々は続いています。その数は昨年5月のピークを境に減少し続けているとも聞きますが、被災地に向かう方々を応援するのも支援活動の一つだと私たちは考えています。そして、被災地を見て、被災地の方々の声を聞いてこられた人たちからおもやいしてもらうことも。

行きたくても行けない。それも現実であり、自分に課されたことをしっかりと成し遂げることも大切。今、目の前にある自分たちのこと。自分の足で踏ん張って私たち自身がしっかりと生活を送ること。そんな日々の中でも、被災地の皆さんのことを決して忘れずにいること

どんなにちっぽけなことに見えても・・想いを持ち続けて、自分にできるなにかを続けていくこと。



「自分自身の生活のことで精一杯。何もできないことが悔しい。でもせめて何か役に立つことができれば・・そんな小さな気持ちで、復興支援金つきの発泡酒を飲んでいるのよ・・・clover

「なによりも『忘れない』ことが大切ってこと、また今夜も気づかせてもらったね。」
「そうよね。被災地のこと忘れないで、続けていこうね。」

おもやいカフェcafe、あなたも一度、覗いてみませんか?  


Posted by ワンラブたけお at 16:20Comments(0)おもやいカフェ

2012年07月25日

「おもやいカフェ」+「みんなのワンパクスクール」(その1)

(写真の上でクリックすると、画像が大きく表示されます)

いつナンドキ、自分たちも被災者の立場になるやもしれない。自身の防災力を高めることも大切。まずは出来ることから始めてみよう!微々たる経験の中にも、気づきがきっと沢山あるはず!

そんな想いで計画された、一泊二日(6/16(土)~6/17(日))の
「おもやいカフェ」+「みんなのワンパクスクール」
ONE LOVE TAKEO主催、武雄市若木町の若木公民館にて行いました。

初日の予定は、主に2つありました。

◆◆◆ みんなでカレー作り ◆◆◆

 公民館の調理室で行いました。電気・ガス・水道、調理器具・・すべてがそろった中での共同作業。とても贅沢な状況の中での炊き出し体験です。



それでも、いろんな気づきがありました。
 *どう役割分担をするのか。
 *どうすれば予定時間までに整うのか。
 *ガス(電気、水道)が使えない場合、どうするか。
 *突然、ガスが遮断されたら・・調理の続きをどうこなすか。 などなど。


参加者同士で持ち寄る食材は、あえて役割分担をしませんでした。被災した時には、身近にあるものでしのがなければなりません。上手にバランスよく材料が揃うはずはなく・・・。むしろ、どう生き残るかの世界になりますね。




「今あるものを、どう使うか」
「何を備えておくか」
日頃から、意識を持とうと思いました。

今回のカレーはお野菜たっぷりでした。ズッキーニも入っていましたよ(^-^)。カレーのルウは人数分そろわず、サラサラなカレーとなりました。



若木公民館の調理室には、アルファ化米の備蓄がありました。自分の住んでいるところには、どんな備蓄があるんだろう・・。そもそも、備蓄って置いてあるのかな??



武雄市被災者支援課のご協力により、アルファ化米を食してみることができました。「段ボールにどれぐらいの量が入っているのか。」「どうやって使うのか」・・・参加者はみな、アルファ化米初体験です。




普通に炊いたお米と、アルファ化米を食べ比べしました。







ごはんが食べられるシアワセ。
火が使えるありがたさ。
調理器具がそろっている便利さ。

防災目線で行うと、本当にいろいろなことが見えてきますね。

カレー、美味しかったです。
みんなで食べるごはん。何人もの参加者がおかわりをしました。
(おかわりができたことも、大きなシアワセですね)




◆◆◆ おもやいカフェ ◆◆◆

夕飯の後、みんなで被災地(者)のことを「おもやい」しました。そして、自分達に必要な防災について考えました。




実際に、ボランティアとして被災地に出向いた方々のお話も聞きました。震災から1年3か月を経た今、わたしたちにできることはなんだろう・・・。






夜は畳の部屋に雑魚寝をしました。
男女の境目には長机を利用しました。
今回は顔見知りの参加者がほとんどだったので不安はありませんでしたが、
ここに見ず知らずの異性が寝ているとしたら・・と考えると、ちょっとだけ怖さを感じました。

子供たちは、ちょっと興奮気味?遅くまでなかなか寝付けずにいたようです。大人組も夜半までいろいろなことを語り合いました。



今回の宿泊の際に感じたこと。考えたこと。

子どもさんの夜泣きがあったり、いびきが聴こえたり、自身の身体にもちょっと変化があったり・・・。
たった一泊の中でも、色んなことを肌で感じました。
 

子どもたちのありあまるエネルギーを、避難所でどうやって解放させられるか。
赤ちゃんを抱えてるお母さんにかかる、過度のストレスをどう軽減するか。
今回はいなかったけど、高齢者がいる場合にどう対処するか。

避難生活のストレス・・性犯罪も含めて、どんなことに気を配るべきなのか。
身体障がい者や、精神面に気配りが必要な人がいるとしたら、どうか。

被災地、被災者のみなさんのことを忘れないためには。
自分たちにできることを息長く続けるためには。
被災地を支援する人を、支援するためには。




(翌朝に、つづく)  


Posted by ワンラブたけお at 01:40Comments(0)おもやいカフェ

2012年07月23日

ほまーづプロジェクト~有工高校生の復興支援への取り組み~



7月22日(日)に開かれた、武雄楼門朝市夏休みスペシャル
この会場に、有田工業高校の生徒さん達が取り組んでいる被災地(者)支援活動の紹介ブースがありました。

【ほまーづプロジェクトとは?】
2011年度に同校デザイン科の生徒さん4人が卒業制作として取り組んだ復興支援プロジェクト。2012年度の今年は、後輩の皆さんが先輩の想いを受け継ぎ、このプロジェクトを軌道に乗せるための周知活動に力を注いでおられます。

「偶然の必然」の出会い?
ONE LOVE TAKEOは6月中旬に行ったイベントで、このチームのリーダーを担っておられる生徒さんと出逢いました。



この活動のきっかけは、東日本大震災で津波の被害を受けた呉服屋さんの反物に出会ったことだそうです。

そして、思いついたこと。
「販売できなくなった反物を活かし、そして、あの震災を忘れないための「伝える」商品が作れないだろうか。」



①反物が被災地から有工高校に届きます。
②生徒さんが、このブローチ制作キッドを一つひとつ準備して、被災地に送り返します。
③仮設住宅で暮らす女性の方々による手仕事で、世界にひとつだけのブローチが作られます。
④仕上がったブローチを、有工生が販売。売り上げのすべてが被災地のみなさんに届けられます。


「ほまーづ」とは、宮城県の一部で使われている方言だそうです。
このことばには、2つの意味があります。
*浜辺のお母さんたちがお父さんの帰りを待つ、帆を待つまでの内職のこと
*「自由になるお金・お小遣い・へそくり

この言葉にちなんで名づけられた「ほまーづプロジェクト」。


ブローチの販売に向けて、現在は「ほまーづプロジェクトのホームページ」制作にも取り組まれています。いずれ、このホームページからのご購入が可能になる予定です。
その時には是非みなさまも、想いのこもったブローチをお手にとってみてくださいませ(^-^)。


by みずぽん  


Posted by ワンラブたけお at 18:08Comments(0)

2012年03月18日

思いを共有~第2回おもやいカフェ~

おもやいカフェ2回目。
東洋館さんの喫茶室をお借りして
実施しました。
総勢12人。

おもやいとは
みんなでひとつのことを共有すること。
ここで共有することは
被災地の現状や
ひとりひとりの思い。



オープニングは
ピアノ演奏と絵本の読み聞かせ。
そして、
初めて参加する方もいらっしゃったので
自己紹介をしてもらいました。

今回は「チーム武雄」から
りょうさん、耕さん、大さんの3人が参加。
りょうさんに準備していただいた
スライドを見ながら
現地のことを「おもやい」しました。

この1年のこと
この先のこと
おもやいカフェで話したいことは
たくさんあります。
2時間ほどの意見交換では
とうてい語り尽くせませんが・・・。

今回のカフェで
当たり前の生活を
自分に与えられた役割を
精一杯やろう、ということを
確認できたかな、と思います。

一方で暗く重い話。
原発のこと。
がれき処理のこと。

何が本当で、何が嘘なのか。
いろいろな事情が絡まり合って
白か黒か、と二者択一で解決できるような
簡単なことではないことがわかりました。
明るい未来を築いていくためには
学習も必要です。

これからのONE LOVE TAKEOの活動として
提案していこうと思います。

次回は4月。
これから4月までに
どんなことを考え、どんな行動ができたか
みなさんと語り合いたいと思います。

ぜひ、ご参加ください。

       


Posted by ワンラブたけお at 23:26Comments(0)おもやいカフェ

2012年03月04日

おもやいカフェ3.17を開催します

おもやいカフェを開催します。
ぜひご参加ください。

■2012年317日(土)20時から
■会場:湯元荘 東洋館
■参加費:500円
※ 資料代や被災地の支援金などに充てます。

被災地の方は
「震災を忘れないでほしい」
とおっしゃっています。

おもやいカフェは
被災地のことを思い続ける活動です。  


Posted by ワンラブたけお at 23:39Comments(0)おもやいカフェ

2012年02月05日

想いをつないでいく~第1回おもやいカフェ~

「おもやい」とは
ひとつのものをみんなで共有すること。

おもやいカフェのねらいは
 被災地の現状を
 被災地への想いを
 これからの在り方を
みんなで「おもやい」したい、
被災地を強く思い続けたい、
ということ。




第1回となるおもやいカフェは
温泉通りの中村屋さんで実施しました。
オープニングとエンディングは
ONE LOVE TAKEOのみかさんが
ピアノの演奏をしてくださいました。
曲は「涙そうそう」と「ひまわり」。
やさしいメロディーが
お店の中に広がり
みんなの心にも沁み渡りました。




今回のゲストスピーカーは
「チーム武雄」4班のりょうさん。
10月に陸前高田市へ支援に行かれました。

りょうさんからは
参加することになったきっかけや
現地での作業の様子、また現地の方のお話など
映像を織り交ぜながら、話していただきました。

りょうさんは、
「どんなに作業を続けても片づけられたのはほんのわずか。
 でも、だれかがやらないと何も進まない。
 この、ちょっとずつを繋いでいくことが大切なんだ。」
という想いを語っていただきました。

りょうさんのお話の後、
武雄にいてできることは何か、を
みんなで話し合いました。




私たちができることとは・・・?

被災地のことを思い続けること。
折に触れ、話題に上げ、応援し続けることです。
このことは、被災された方も、
支援にかかわった方も、おっしゃっています。

ただ、
簡単なことだけど、難しい。
だから、長く繋いでいくためのしかけが
必要となります。
このおもやいカフェも
そのしかけの1つとなれば、と考えています。

つぎにできることは、
支援者の支援をすること。
現地へ向かう仲間を、いろいろな面で支援する事も
必要なことです。
被災地支援に行きたくても、
物理的な理由で、あるいは体力的な理由で、
行くことができない人が大半です。

被災地を支援したい、という想いを
支援に向かう仲間に託すことで
間接的に支援することにつながるのでは・・・。
そんな意見が出されました。

また、別の視点で、できることといえば、
生き延びる力を身につけること。
いざというときに、人を助けたり炊き出しをしたり
いろいろな分野でのスキルが必要となるはずです。

山野草を食べる会や炊き出し体験など
必要なスキルに関わる体験活動を、
仕組んでいけたらと考えています。

今回は約2時間、「おもやい」しました。
いろいろな立場の人による意見には
たくさんの気づきがありました。
今後の活動につながる話し合いになりました。




今日の想いを次につないでいけたら
たくさんの人と「おもやい」できたら

次回は3月に予定しています。  


Posted by ワンラブたけお at 06:44Comments(0)

2012年01月30日

これまでご協力頂きました支援金を送りました。

皆さん、こんばんは。月曜からは再び寒い日が続くようで、風邪に気を付けてください。


さて、ONE LOVE TAKEOでは、昨年末に行われました物産まつりでのフリマ出店時の売り上げの一部や、その際に設置した募金箱などで皆さまよりご協力いただきました募金を支援金として送付致しました。

この支援金には、Facebook交流会でご協力いただきました募金等も含まれています。


物産まつりの様子はこちら。

 武雄CSOサポーターよもぎ日記

 武雄市民物語


今回、物産まつりで陸前高田市の皆様へメッセージを書き、それを久保田副市長へお渡ししたこと、そして情報として陸前高田の商店街の皆さんの復興に向けた奔走、想いを知ることになったことなどから、その支援金は「陸前高田未来商店街」さんへ送りました。


陸前高田の殆どの場が津波の被害にあい、何もない状態の中で、被害にあった仲間への想いやまちを想う気持ちから、商店街の活性をまちの活性にと取り組まれているところです。

 ブログはこちら「陸前高田未来商店街」

商店街の完成には、まだまだ大変な面が多いと思いますが、少しでもお力になることができればと、ONE LOVE TAKEOメンバー皆さんの総意で決定しました。


商店街の完成、そして商店街及び地域の活性を私達も心より応援しています。  


Posted by ワンラブたけお at 01:11Comments(0)

2012年01月23日

被災地を語る会(仮名)を実施します

こんばんは。
one love takeo では
被災地を語る会(仮名)を
計画しています。
ぜひご参加ください。

■2012年2月4日(土)20時から
■会場:中村屋さん(京都屋さん横)
■参加費:500円
※ 資料代や被災地の支援金などに
  充てます。

今回は、福田さんに
お話をしていただきます。
福田さんは、チーム武雄として
被災地支援に参加されました。

参加ご希望の方は、
コメント欄にお知らせください。  


Posted by ワンラブたけお at 22:01Comments(1)

2012年01月23日

つながってるよ日本

2011年3月11日の東日本大震災。「これは現実なのか」とテレビから流れてくる映像に驚いていたのは皆さんも同じかと思います。ここ武雄市でも、それら映像や日々伝わってくる情報を受け「私達に何かできることはないか。出来ること、出来る支援を行っていこう」と、武雄市内の様々な団体で活動されている方々や個人が集まり、この「ワンラブ武雄 ONE LOVE TAKEO」が発足しました。

このワンラブたけおのテーマは「つながってるよ日本」

私達は日本として、地理的にも、同じ日本人としても、また復興という同じ想いでも、つながろうではなく、すでにつながっている、そういう想いから「私達にも出来ることを、出来る限り」活動を行っていこうと取り組んでいます。



大きなことはできないかもしれませんが、想いを形にと「支援につなげることが出来ること」「被災地について、今そしてこれからも知り続けること、知らせること」、そして「考えること」、このようなことを想いの柱として、それに沿ったことを行うようにしています。


被災地の復興、そして被災された皆様の心の安堵には相当な時間がかかると思います。


私達も、この状況、悲しみを忘れず取り組みたいと思います。


このブログでは、それら活動についてなどを報告していきます。


武雄のどこかで「ワンラブ武雄」を見られた際は、ご協力をお願い致します。


  


Posted by ワンラブたけお at 02:38Comments(0)